関西電力 洛北発電所 >京都の産業遺産へ >HOMEへ Update:2008/03/20
外観
洛北発電所は、洛北水力電気株式会社が1908(明治41)年10月に竣工した水路式の発電所である。賀茂川支流の静原川と鞍馬川からの水を水圧鉄管で導き、発電している。落差は、47.48m、39.42mである。建物は木造平屋建てである。
1914(大正3)年に京都電灯株式会社が買収した。現在の出力は450kW。
「市原駅」で下車、道路を右に行くと、市原の交差点に出る。左折し、府道38号線(京都広河原美山線)に沿って西に歩く。15分ほど歩くと、東北部クリーンセンターの大きな建物がある。ここで行程の約半分だ。歩く右手に川が見えてくるとまもなく到着だ。山幸橋の三叉路を右に行くと、川辺に下る道がある。発電所正門には小さなコンクリートの橋がかかる。ここはハイキングコースの一部になっており、発電所の横を迂回する山道がある。
橋 排水口
鉄管の引込部 水圧鉄管
水圧鉄管 取水口?
◆場所:京都市左京区静市市原町1406 ◆交通:叡山電鉄鞍馬線「市原駅」より |