戦後のペルーの標準周波数報時局 2023.8.28 |
(1)ペルー~Callao OBC |
図1 WRTH1967年版の記載 OBC局は、ペルー海軍の無線通信中央局(Estación Central de Comunicaciones Navales)が管轄する報時局である。戦前、ここにはOBEというコールサインの報時局があった。地理的にはほぼ同じ場所になる。この管轄について「WRTH1987」では"Estación Castera Callao"と変わり、「WRTH1989」では"Callao Radio"となった。 「WRTH1967」に初出したときの記述では、490kHz、8650kHz、12307kHzで、15:55~16:00、18:55~19:00、0:55~1:00に信号を発した。OBC局は「WRTH1996」まで記載があった。 ITUの海岸局リスト(2016/11)で調べると、OBC3というコールサインで、6095kHzで2:57~3:00/12:57~13:00/16:57~17:00/22:57~23:00に報時業務を行っているとある。 【図の出典】 図1 WRTH1967年版の記載 wrth.pdf [ADDX作成] |
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