図1 WRTH1980年版の記載戦前の章で述べたように、同名の局が戦前にも存在していた。同じ局が継続していると思われる。戦前は長波帯の送信であったが、戦後は短波帯を使った送信となった。
「WRTH1980」には6840kHzが10:29～10:55、12008kHzが9:59～10:25とある。局の管轄は海軍王立天文台(Real Instituto, Observatorio de la Armada)である。William Hepburn氏が2023年1月に作成したリスト(*1)によれば、EBC局は4998kHzと15006kHzで月曜から金曜の10:00～10:25、10:30～10:55に運用しているとある。IDはモールスで毎時25分と55分に行われる。
図2 EBC局のQSL(*1)"Worldwide HF Time Broadcast",William Hepburn,2023-01-11 https://www.dxinfocentre.com/time.htm
【図の出典】
図1 WRTH1980年版の記載 WRTH.pdf CD[ADDX作製]
図2 EBC局のQSL https://www.utilityradio.com/stations/europe/e/e-569-ebc-kplt-patrick-robic.jpg