Long & Short Puzzle    2026.04.10

 このパズルはStewart Coffinの「AP-ART」という本に出ていたものである。組み木パズルの一種だが、ピンがあり、かつ穴が深いものと浅いものがあるので少々考えないといけない。組む順番も大事である。
図1  組んだところ

 製作には角棒と丸棒が必要である。筆者は、15mm角の杉材を45mmの長さにカットした。丸棒は手元にあったφ4mmのものを使用した。
 あける穴は、貫通するものと、途中まであけるものがあり、深さも深いものと浅いものがあり、穴の径も2種類となかなか複雑である。
 穴あけの位置はすべて共通だが、種類が異なるので要注意である。
図2 ピースの基本寸法(共通)

図3 穴あけの大きさと種類

 なお、参考にした書籍では、1番のピースについて途中まであける穴の深さが左右逆となっていた。これでは組めなかったので、修正したが、筆者が間違っている可能性もあるので、お断りしておきたい。

図4 穴あけをしたピース

図5 ピンを差し込んだところ

 ピンの長さは30mmのものが4本、25mmのものが1本である。筆者は加工に自信がなかったので、4mm穴と5mm穴にしたが、5mm穴は4.5mmでも可能だと思う。以下に解答の1つを示す。参考書籍には解答はなかったので、筆者のオリジナルである。参考書籍には解は2通りあるとあった。


 まず3番のピースを置く。ピースにある「深」、「浅」は、「深」は深い穴(深さ11mm)、「浅」は浅い穴(深さ6mm)のことである。
 次に2番のピースを組む。「短」は短い側のピンを指す。
 次に1番のピースを組む。「長」は長い側のピンを指す。



 次に4番のピースを組む。棒がある方が下で、赤丸は見えない側の穴を示している。
 次に6番のピースを組む。これは棒がある方が右にくる。
 最後に5番のピースを上から組めばよい。


【参考】
「AP-ART A Compendium of Geometric Puzzles」Stewart Coffin, 2018 (以下でPDF版を入手できる)
 https://puzzlemuseum.com/puzzles/coffin-ap-art/ap-art-2018.pdf
 
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