所沢航空発祥記念館 Tokorozawa Aviation Museum |
1911(明治44)年4月1日に日本初の飛行場が所沢の地に誕生した。幅50m、長さ400mの滑走路と格納庫、気象観測所をもつ飛行場であった。
この4日後の4月5日、アンリファルマン機が所沢飛行場で初飛行に成功した。高度10m、飛行距離800m、飛行時間1分20秒であった。
このことから所沢飛行場は「日本の航空発祥の地」と位置づけられる。
館内1階には、飛行の原理を解説した「研究室」といわれるコーナー、飛行の歴史やエンジン、プロペラなどを展示した「格納庫」と呼ばれるコーナー、セスナT310Qを分解展示した「工場」というコーナー、多数の航空機やヘリコプターなどが実機展示された「滑走路/駐機場」というコーナーがある。
2階には、フライトシミュレータや空撮映像画面などが見られる「大空」というコーナー、実際に使われていた管制装置を展示した「管制塔」コーナー、所沢飛行場の歴史や人物を紹介した「所沢メモリアルギャラリー」がある。
このほかに「大型映像館」があり、20m×15mの大画面を楽しむことができる。(1)10:20〜、(2)12:40〜、(3)14:20〜、(4)16:00〜の4回上映。
記念館外観 カーチスC-46輸送機
展示 ヘリコプターの操縦メカニズム
軸流・遠心式ターボシャフトエンジン
自衛隊のヘリコプターに使用されていたCT58ターボシャフトエンジン
シコルスキーH-19 バートルV-44
バートルV-44の機内 レシプロ・エンジン 空冷式星形9気筒
富士T-1B-10練習機
日本が戦後に独自開発した軸流式ターボジェットエンジン
レシプロ・エンジン 空冷式水平対向6気筒
セスナ機のエンジン部分
軸流式遠心式ターボシャフト/ターボプロップ・エンジン
遠心式ターボジェットエンジン
遠心式ターボプロップエンジン(ロールスロイス社製)
管制塔内部 玄関ホールにある会式1号機
◆開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30)
◆入館料:大人500円、小人250円(就学前の子ども、65才以上の高齢者は無料) ◆大型映像館入館料:大人600円、小人350円 ◆所在地:〒359-0042埼玉県所沢市並木1丁目13番 ◆交通:西武新宿線「航空公園駅」下車、徒歩8分 ◆連絡:電話:04-2996-2225 FAX:04-2996-2531 ◆Web Site: http://tam-web.jsf.or.jp/ |