日本カメラ博物館 JCII Camera Museum |
外観
入場券 パンフレット
1954年に設立された(財)日本写真機光学機器検査協会(現在の(財)日本カメラ財団)は、輸出カメラの検査の傍ら、1969年から「日本の歴史的カメラ」 を認定し、保存する事業もおこなってきた。財団内に保存されている数千台を超えたカメラを一般に公開し、カメラ研究の一助に、また、カメラを理解する手助けに......、という趣旨のもとに、1989年11月29日、「日本カメラ博物館」は設立された。
ここの「目玉」は、1839年に世界で最初に発売された「ジルー・ダゲレオタイプ・カメラ」である。世界にも数台しか現存していないという貴重なものである。
このほか、約300点のカメラが所狭しと展示されている。
現在はもう数社しか残っていない日本のカメラメーカーだが、過去にはたくさんのカメラメーカーがたくさんの国産カメラを作っていたことがわかる。年輩の方なら懐かしいカメラにも数多く出会うことだろう。
最近のカメラの分解展示もある。これほどたくさんのパーツからできているのかと驚くほどの部品点数だ。
特別展もおこなわれており、私が行ったときには「Nikon展」が行われていた。特別展のたびに発行されるガイドブックも種類が多く、魅力的である。
◆開館時間:10:00〜17:00
◆休館日:月曜日(祝日の場合は翌日) ◆入館料:一般300円、小中学生無料 ◆交通機関:地下鉄半蔵門線「半蔵門駅」下車(4番出口)、徒歩1分 ◆問い合わせ先:〒102-0082東京都千代田区一番町25 JCII一番町ビル 電話 (03)3263−7110 |