Magic Dodecagon    2026.02.09

 『Creative Puzzles of the World』という本に出ていた、「Magic Disk」というパズルを作ってみた。本では円形のピースを組み合わせるようになっているが、円は整形しにくいので、12角形でつくってみた。だから「Magic Dodecagon」とした。以下に、製作について述べる。

図1 組み合わせたピース

 このパズルは、3つのピースから構成されており、それぞれのピースは120°の扇形のパーツを3つ組み合わせたものである。それぞれのパーツは同じ形状で、まずこのパーツを作る。筆者はそれぞれのピースに異なる木材を使用し、違いがわかるようにした。各パーツの形状を図2に示す。

図2  パーツの形状

図3 製作したパーツ

 パーツができあがったら、パーツの1/4の部分(30°)を重ねて接着する。一度に全部接着するよりも、1回ずつ接着した方がよい。接着についての説明を図4に、そのようすを図5に示す。接着は階段状になるように接着する。3つとも同じように接着する。

図4  接着の説明

図5 接着のようす

 接着が終わり、3つのピースができあがったならば、表面をサンドペーパーでよくみがき、滑りやすいようにしておく。

 さて、ピースの組み方だが、本には次のように書かれている。
「上の図のように、各パーツの角が隣のパーツの中央の穴の中心に合うようにパズルを配置し、パズルの中央に三角形のスペースを残す。3つのパーツをすべて所定の位置に固定し、矢印に沿ってゆっくりと内側に押し込む。3つのパーツがぴったりと収まる。」
 「上の図」とあるものは図6のような図である。「三すくみ」状態にして徐々に押し込んでいくのである。

図6 組み合わせ方

  はずしかたについては、本には次のように書かれている。
「マジックディスクを3つの同じパーツに分けるには、力ではなく遠心力が必要である。ディスクを平らな面に置き、中央の穴に鉛筆を差し込んで軸として使う。片方の手で鉛筆をしっかりと持ち、もう片方の手でディスクをできるだけ速く回転させる。3つのパーツは遠心力によって外側に投げ出される。その後、パズルをゆっくりと引き離すことができる。」

 筆者は、なんとか組むことはできたが、上記の方法ではずすことはできていない。ピースの大きさに余裕がないのが原因のようだ。

【参考】
・『Creative Puzzles of the World』, P.van Delft/ J.Botermans, Abrams, 1978
 
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