江戸東京博物館 Edo-Tokyo Museum |
江戸東京博物館は、1993(平成5)年3月に、両国市場と国鉄の敷地の跡にオープンした。パンフレットには「江戸東京の歴史と文化について、豊富な資料や復元模型をとおして楽しみながら学べる博物館」とある。1・3・5・6階が展示階にあたり、1Fは特別展用の企画展示室、3Fは江戸東京ひろば、5Fと6Fが常設展示室となっている。
入場券を購入して、6階より入館する。6Fは「江戸ゾーン」で、日本橋の復元や江戸城と町割りなどが見られる。5Fに降りると、江戸ゾーンでは、中村座、棟割り長屋などの復元建築が見られる。同階には「東京ゾーン」もあり、朝野新聞社の復元建築をはじめ、文明開化、産業革命、関東大震災、東京大空襲などを展示資料や復元模型を通して見ることができる。
7ヶ国語のガイドボランティアや4ヶ国語対応のイヤホンガイドなどがあり、外国人向けに江戸・東京の歴史を手軽にわかってもらうにはよい施設である。しかし、公立の施設の割には入館料が高い。
建物とエスカレータ
入り口に展示されていた新橋停車場の遺構
日本橋の復元 指物師の仕事場
草紙問屋 助六の舞台
朝野新聞社 日本初の電話ボックス
風船爆弾 爆弾と焼夷弾
凌雲閣模型 文明開化のパノラマ
◆開館時間:9:30〜17:30(土曜日は19:30まで)(入館は30分前まで) ◆休館日:月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)、年末年始(12月28日〜1月1日) ◆観覧料:一般600円、中高生300円、大学生480円(小学生以下は無料) ◆所在地:東京都墨田区横網1−4−1 ◆交通機関:JR総武線「両国駅」西口下車、徒歩3分 ◆Webページ: http://www.edo-tokyo-museum.or.jp |