南海電車深日変電所 |
南海電車の「みさき公園」駅で南海多奈川線に乗り換え、一駅目の「深日町」駅(ふけちょうと読む)で下車、駅前を走る国道26号線をみさき公園駅に向かって戻るように歩く。しばらくすると多奈川線とは別れ、和歌山市駅へ向かう南海電車本線に沿って歩くことになる。深日町駅からおよそ10分ほど歩くと、川が現れ、最初の橋をわたったところに、南海電車電化のために作られた深日変電所がある。煉瓦造りの建物は今も現役で稼働している。1911(明治44)年の竣工である。
この変電所の裏にかつての南海電車「深日」駅の跡が残っている。深日駅は1898(明治31)年に開業し、多奈川線の開業と同時に貨物駅となり、1966(昭和41)年まで使われていた。廃止後も取り壊されることなく現在も残る。
北側ホーム 南側ホーム
駅舎 駅前のコンクリート橋梁と旧ホーム跡
駅前の鉄橋
参考WEBSITE:鉄道雑学の部屋 http://oak.zero.ad.jp/ymd/zatsugaku/