ハンダ付けをするときに、基板に取り付けた部品がだんだん増えてくると、基板が安定せず、ハンダ付けが思うようにいかないことが多い。ネットを検索すると、基板ホルダーなるものが販売されているが、けっこう高価である。そこで、簡易な基板ホルダーを作ってみた。
私が使用するプリント基板は、せいぜい10cm四方までなので、1つのクリップで加えるものにした。ありあわせの材料で作ったので見てくれはよくないが、それなりに役に立っている。
図1製作図を図2に示す。
図2材料一覧を以下に示すが、入手可能な材料で製作してください。
・土台：100mmφ×15mmの円形木材。四角でもよい。ある程度重たいものが必要である。
・柱：タミヤ模型の「ユニバーサルアームNO.143」のプラスチック棒を70mmに切断して使用。
(ねじ穴が等間隔であいているので使いやすいため)
・目玉クリップ：LION NO.52のもの。これもたまたまあったものを使用。
・L型金具：長さ35mm、幅15mmのものを2個。1面につき2箇所で固定できるように穴があいているものがよい。
・他に、クリップを固定するM4ネジとナット、柱とL型金具を固定するM3ネジとナット、台とL型金具を固定する木ねじ(2.4×13)。
加工は、クリップをL型金具に取り付ける金具の穴を4mmに広げただけである。
製作して思った事は、L型金具の厚みが薄かった(1mm)ため、基板が振動しやすい。もう少し厚みのある金具を使用した方がよかった。
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