ホフマン・ジュニア パズル    2026.01.15

 『Puzzle in Wood 木のパズル』(芦ヶ原伸之、創和出版、1987.8)という本に出ていた、「ホフマン・ジュニア」というパズルを作ってみた。このパズルは寸法の異なる直方体のピースを箱の中に収めるというものである。芦ヶ原氏によれば、元のパズルはホフマン教授が1978年のマイアミ大学の学会で発表したもので、18×20×22mmの長方形27個を内寸60mmの立方体に収めるというものだった。このパズルは芦ヶ原氏が簡略化したものなので「ジュニア」という名前がついている。工作自体は難しいことはないが、長方形の各辺を指定した寸法に仕上げるのに時間がかかる。

図1 箱に収まったピース

 本では、5.5、5.0、4.5、4.0の4種類の寸法が使われていたが、これだと大きいので、筆者はこの4倍の寸法でmmを単位とした。A~Dのピースはそれぞれ2個必要である。これには同じ種類の木を使用した。木材はありあわせのものを使った。「サクラ」「ケヤキ」「アサメラ」、(もう1つは不明)を使用した。おおまかにノコギリで切り出し、あとはヤスリで調整した。寸法はノギスで測定し、±0.2mmの範囲に入るようにした。できあがったら、角をなめらかにし、椿の実のオイルを塗っておいた。

 ケースは3mm厚のアクリル板を使用した。内径は表に示した通りである。ただしこのままでは入らないので、ゆとりとして1mmほどを加えて作成すること。筆者は内径39mmで製作した。

図2 ピースの寸法

図3 完成したピース


【解答】
 
パズルはそれほど難しくはないが、以下に解答例を示しておく。
図4 解答例


【参考】
『Puzzle in Wood 木のパズル』芦ヶ原伸之、創和出版、1987.8
 
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