Joined Pairs Puzzle 2023.11.14 |
このパズルは、Stewart T.Coffinが書いた"Puzzle Craft"という本に出ていたもので、立方体を組み合わせた5つのピースを3×4×2の箱に収めるというものである。Coffin曰く、鏡像を除いた5つの解が知られているそうだ。 「東急ハンズ」に15mmの立方体木材が50個入ったセット(ヒノキ15角サイコロ50入:396円)が販売されている。これを使って各キューブを貼り合わせて作ることにした。このキューブは比較的誤差が少なく作られているといってよい。だいたい0.3mm以内におさまっている。それでも誤差はあるので、なるべく同じ寸法のものをセレクトして使用するとよい。組んだ後に出てくる誤差はヤスリで削って合わせた。 図1 製作の参考にした本 図2 製作したピース 材料を図3の形に接着するだけなので、特に難しいところはない。ピースはすべて4つの立方体から成る。今回は製作後にペーパーをかけて、蜜蝋ワックスを塗って見た。木の色が濃く見えるのはそのせいである。 図3 ピースA~C 図4 ピースD~F ピースを収めるケースは3mm厚のアガチス材で作った。底板は4mm厚のベニヤである。図面を以下に示す。 図5 箱に収めた状態 15mmのキューブで作ったので、余裕を1mm持たせて、61×46mmの内径とした。高さは30mmである。側板は図6を参照されたい。底板はベニヤなどを67×52の長方形に切り取って使用する。 図6 箱の図面 参考にした本にはパズルの正解は書かれていなかった。私が見つけた1例を以下に示す。 図7 解答例 【参考】 ”PUZZLE CRAFT",Stewart T.Coffin,1985初版、1992版 この本は以下のURLからpdfが入手できる。 https://johnrausch.com/PuzzleCraft/pc92.pdf |
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