外観
「中国科学技術館」は、1988年9月にオープンした参加体験型の科学技術館で、展示品の多くが実験・体験できるようになっています。物理の基礎的な実験から最新科学技術の実験や展示までたいへん多方面にわたっており、得るものが多い博物館です。私が訪問したときは夏休みだったため、たくさんの親子が来ていました。
1階は、材料、機械、交通、エネルギー、航空・宇宙の各分野の展示が行われています。
玄関ホールのモニュメント 発電の実験 巨大シャボン玉 ?
ロボットによる自動演奏 遠心力の実験 形状記憶合金のモーター 滑車の実験
2階は、現代通信技術、バーチャルリアリティー、自動制御、エレクトロニクス、コンピュータの各分野の展示が行われています。
3階は、環境、生命、基礎科学の分野の展示です。高圧放電の実演もあります。
4階は、中国古代科学技術の展示が行われています。
指南車 記里鼓車 日時計 儀象台
また、同じ敷地内に「児童科学楽園」があり、3歳〜10歳の児童を対象に、遊びながら科学技術を学ぶことができるような施設となっています。
「中国科学技術館」は、市内中心部から少し離れていますが、北京を訪れたらぜひ訪れたい博物館です。
展示品目録はありませんが、子ども向けの「送近科学〜中国科学技術館一日游」という冊子が8元(約120円)で販売されていますので、これを購入されるのがよいと思います。
◆開館時間:09:00〜16:30
◆休館日:月曜日 ◆入館料:成人30元(約450円)、学生20元(約300円) ◆交通機関:地下鉄環状線「鼓楼駅」で下車し、タクシーで行くのがよい。 ◆問い合わせ先:北京市北三環中路1号 (010)62371177 ◆Web Site:http://www.cstm.org.cn/ |