外観  入場券

からくり記念館は、金沢大野町が生んだ大野弁吉の偉業と江戸時代が生んだからくり技術を展示する博物館です。建物は番傘を思わせるような特徴のある構造をしています。

大野弁吉は、1801年京都に生まれ、20歳の頃長崎で西洋の学問を学び、その後、朝鮮にも行ったといいます。1830年頃妻の実家がある石川郡大野村に移り、ここで終生を過ごしました。

館内は、「からくりの歴史と魅力」のコーナーと「大野弁吉の技術」のコーナー、「エレキテルの店先」コーナーに分かれています。

館内にはいると、中国の指南車、記里鼓車の復元模型が迎えてくれます。この車は自分で動かしてみることができます。館内を回ると、和時計、からくり芝居、江戸のからくり遊び、のぞきからくりと続きます。

大野弁吉をめぐるコーナーでは、弁吉の生涯、人脈、写真術、からくり師としての弁吉などが展示されています。

エレキテルのコーナーでは、実際にエレキテルを動かしてみることができます。

別棟に「こどもからくり体験館」が付属しており、いろいろなからくりおもちゃを体験することができます。

「からくり記念館展示図録」が販売されているので、購入するとよいでしょう。

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