>京都の産業遺産へ >HOMEへ Update:2006/09/30
京福電気鉄道(株)嵐山線(旧嵐山電車軌道)の橋梁
京福電気鉄道(株)の前身は、1910年(明治43年)3月25日に開業した「嵐山電車軌道(株)」である。当初は「京都嵯峨間電気鉄道」という名称で、二条駅から嵯峨駅までの申請であったが、翌1907年(明治40年)に、社名を変更し、起点を四条大宮に変更して、1909年(明治42年)12月に工事着工となった。四条大宮〜嵯峨間には、西院口、三条口、山之内、蚕ノ社、太子前、嵯峨野、車折神社裏という駅がつくられた。
京福電気鉄道には、「嵐山駅舎」や「車折変電所」、「西院車庫」などの建築物があったが、現存していない。
千本橋梁(1910年(明治43年)竣工)等は当時をしのぶ数少ない遺産である。
東新道通の橋梁
千本通の橋梁
【おまけ】京福電車では、所々まだ木製の電柱が使われている!!
◆場所:京都市中京区千本四条下る |