外観 パンフレット
入館すると、目の前に100畳の大凧が展示され、その大きさに目を奪われた。八日市の大凧は、端午の節句に端を発し、沖野ケ原の広大な平地と金屋、中野、芝原の3村の競争で次第に大型化していった。明治15年には240畳もの大きさの凧があげられたとされている。
現在、5月の第4日曜日に大凧まつりがあり、ここであげられている凧の大きさは100畳、一度作られると3年間あげられるそうだ。八日市の大凧の特徴は、図柄に「判じもん」という絵と文字でメッセージを作り出していることである。また、製作工程で、搬送しやすいように凧の縦骨をはずして巻くことができるような「長巻き工法」や、風の抵抗を減らすために図柄に沿って切り抜く「切り抜き工法」などを特徴とする。
2階は世界凧博物館となっており、日本の凧、世界の凧が所狭しと展示されている。
巻かれた凧 凧綱
成人式であげられた凧
【日本の凧】
【世界の凧】
◆開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
◆休館日:毎週水曜、祝日の翌日、第4火曜日、年末年始 ◆入館料:200円(一般)、100円(小中学生) ◆交通機関:近江鉄道「八日市駅」から徒歩15分、または近江バス「東本町」下車徒歩3分 ◆問い合わせ先:527-0025東近江市八日市東本町3ー5 (0748)23−0081 |