関西電力 清滝発電所 >京都の産業遺産へ >HOMEへ Update:2011/11/04
建物 清滝川の対岸から
清滝発電所は、1909(明治43)年に清滝川水力電気株式会社によって建設された水力発電所である。 33.3mの落差をもつ導水管により発電している現役の水力発電所である。発電電力は250kW。 建物は清滝川の東岸から20mほど奥まったところにあり、木造平屋建て、切妻造りである。 清滝川水力発電所は翌年(1910年)嵐山電車軌道株式会社に買収される。この嵐山電車軌道株式会社も 1918(大正7)年に京都電灯株式会社と合併する。
導水管 半円形の窓 放水口
清滝発電所の取水口は、高雄神護寺の上り口から少し下流に下ったところにある。取水ダムで水を溜め、導水管で発電所まで導いている。全体は地下の導水管で導かれているが、2箇所ほど開渠となっているところがあり、清滝から高雄への清滝川沿いの道からのぞむことができる。
取水ダム 溢水路 奥が取水口
導水路
◆場所:京都市右京区嵯峨清滝田鶴原町4 ◆交通:JR京都駅より京都バス「嵐山・清滝行き」で終点「清滝」下車、徒歩15分
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