通信博物館  Museum fur Kommunikation Frankfurt  update:2015/09/10
建物外観 展示室

 通信博物館Museum fur Kommunikation Frankfurtは、フランクフルト中央駅の東、マイン川を渡ったほとりにある。この博物館は、元々は1958年に開設された連邦郵便博物館Bundespostmuseumで、その歴史は1872年にベルリンに開設されたドイツ帝国郵便博物館にさかのぼる。1990年にはシュトゥットガルトの建築家Behnish & Partnerが設計した建物になった。

 展示室は地下にあり、7つのセクションに分かれ、信号・文書、手紙・小包、電信、電話、ラジオ、テレビ、ニューメディアをテーマとしている。展示品はそれぞれ充実しており、見応えがある。また、建物自体も新しく、清潔感にあるれている。受付で入館料を払うと、入館のシールを衣服に貼るようになっている。私が訪問した時には、2階、3階は展示品の入れ換え中で、見学ができなかった。残念なのは、展示説明がドイツ語しかないこと。

ベアードのテレビ(1930)

南ドイツの放送局設備(1924)

ベルリンの放送局設備(1937)

各種電話機

公衆電話

マルチプルチューナー(1907-1914)

火花送信機(1910)

写真電送機(1928)

電信システム(1910)

エニグマ(左:1936、右:1944)

電信機(1858)

指針電信機(1846)

指針電信機(1845)

体験用信号機

ドイツ郵便の馬車(1890)

プロイセンの里程標(1853)
 
■開館:火〜金 9:00〜18:00
     土・日・祝 11:00〜19:00
■入館料:3 Euro
■所在地:Schaumainkai 53, 60596 Frankfurt
■電話:+49(0)69-60600
■E-mail:mfk-frankfurt@mspt.de
■web:http://www.mfk-frankfurt.de
■交通:U4,U5 Willy-Brandt-Platz下車
     U1,U2,U3 Schweizer Platz下車
     Tram16 Schweizer StrasseまたはGartenstrasse
 
 

<Back>
<Home>