九州国立博物館 博物館見てある記 | |
《HOME》 Update: 2016/11/11 | |
外観 九州国立博物館は「日本文化の形成をアジア史的観点から捉える」を基本理念として、2005(平成17)年10月16日に開館した。岡倉天心が九州博物館の必要性を説いたのが1899(明治32)年のことだから、およそ100年後に実現したことになる。開館にあたっては太宰府天満宮が14万平方メートルの建設用土地を寄付するなど地元の運動が大きな力になった。 エスカレータ 太宰府天満宮の境内を抜けるとエスカレータで博物館の建物に至る。この道が一番便利なようだ。建物はガラス張りの曲線が美しく、展示室は建物4階にある。3階は特別展示室である。内部は5つのテーマゾーンに分かれ、それぞれ、(T)「縄文人、海へ」(旧石器時代〜縄文時代)、(U)「稲づくりから国づくり」(弥生時代〜古墳時代)、(V)「遣唐使の時代」(古代:奈良〜平安時代)、(W)「アジアの海は日々これ交易」(中世:鎌倉〜室町時代)、(X)「丸くなった地球、近づく西洋」(近世:安土桃山〜江戸時代)となっている。これからもわかるように、歴史の流れに沿って展示が行われている。展示物は年間300回も展示替えをしているということだから、ほぼ毎日替わっているということか。 1階エントランス 音声ガイドは無料貸し出しである(英語・中国語・韓国語)。展示物の撮影は不可(どうして日本の博物館は撮影ができないのだろう。世界的には特異な存在だ。)。
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