外観マンチェスター博物館は、マンチェスター大学(The University of Manchester)内にある。もともと、この博物館は、J.L.Philips(1761-1814)のコレクションを元にしたものである。彼の死後、コレクションはManchester Natural History Societyの手に移り、1868年にオーウェンズ大学(Owens College)内に博物館がつくられた。この大学がマンチェスター大学の前身であった。大学は博物館の建物を著名なAlfred Waterhouseに設計を依頼し、1890年にオープンしている。Waterhouseはマンチェスタータウンホールやロンドンの自然史博物館の建物などを設計した建築家である。その後、1912-3年に、また1927年に拡張が行われ、新しい建物がWaterhouseの子や孫たちによって設計された。現在、収蔵品は600万を超え、70名もの学芸員を擁している。
展示室の紹介をする。
★1階（英国ではGround Floorという)：受付、ミュージアムショップがある。実は通りを隔てた1階に恐竜ティラノザウルスの化石が展示されているのだが、2階の通路を通って階段で下に降りる方法しかない（通りを隔てた建物には入口がない)。私もあやうく見逃すところだった。ここには、他に化石類の標本や鉱物標本などがある。
ティラノザウルス 
アンモナイト★2階（英国では１ｓｔ Floor)：古代エジプトの考古物や考古学に関する展示、マンチェスターの人や歴史に関する展示、民俗学や弓矢の展示、生命の世界と題した若い家族向けの展示が行われている。
エジプト石碑★3階(英国では２nd Floor)：古代〜中世〜近代の貨幣の展示や、貴重な考古学資料の展示、自然史に関する展示やビクトリア朝に関する展示がある。
人類の進化 
蝶の標本
Manchester Piccadilly Station