マンチェスターの建造物
マンチェスターの建造物について紹介する。目に入ったほんの一部である。
マンチェスターの建造物の詳細を知りたい方は、Wkipedia(英語版)の"Listed Buildings in Manchester **"(**は郵便のコード。例えばM1など。)が役に立つ。郵便番号のエリア別になっており、写真もあるので使いやすい。但し、建築材料や構造中心の記述で,歴史面は弱い。内容は"Histric England"からの引用。
参考にHistoric EnglandのIDをつけておいた。
このページで使用した写真は、2013年8月に撮影したものである。
■Manchester School of Art |
この建物は1881年に竣工したもので、設計はG.T.Redmineである。
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■Institute of Science and Technology |
サックビルストリートビルと呼ばれるこの建物は、科学技術大学の建物で、マンチェスター大学の一部となっている。
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■Manchester College Shena Simon Campus |
現在、Manchester College Shena Simon Campusとして使われているこの建物は、元はShena Simon Sixth
Form Collegeの建物であった。
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■Ormond Building |
この建物は、現在はManchester Metropolitan UniversityのResearch and Knowledge Exchangeとして使われている。
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■Chorlton New Mill |
Chorlton New Millは、元々は大きな綿紡績工場であった。工場は1814年にBirley一族が建設したもので、地下2階,地上6階の8階建て建造物である。この工場はGreater Manchester地区に残る最も古い耐火工場である。
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■旧Macintosh Works |
Charles Macintoshは、布地にゴムを貼った防水布の特許で知られる。この工場は1838年に建てられたものである。第1次大戦後に、工場はDunlopにより引き継がれた。
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■Castlefield Information Centre |
1882年竣工。元は図書館。現在は多目的に使用されている。
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■Great Western Warehouse,Power Hall |
現在、科学工業博物館の建物に使われているこの建物は、Liverpool-Mnchester間に鉄道が敷設されたときに使われていたもので、1830年の建造である。上の写真と下の写真の左側の建物がWarehouse(倉庫)である。
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■1830 Warehouse |
1830 Warehouse(倉庫)は、Riverpool Road駅の複合施設として建設された。この倉庫は1830年4月からわずか5ヶ月間で建てられたという。現在は、科学工業博物館のエレクトロニクスホールとして使用されている。
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■Air and Space Hall(Museum of Science and Industry) |
1876年竣工。元はLower Campfield Marketだった。現在は科学工業博物館の航空・宇宙ホールとして使用されている。近くには同型のHigher Campfield Marketの建物がある。
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■Manchester Cathedral |
マンチェスター大聖堂、正式名は"Cathedral and Collegiate Church of St Mary, St Denys
and St George"である。最初の建造は1421年、のち15世紀末にJames StanleyⅡ世により回廊や聖歌隊席が増設された。
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■St.Chad's Catholic Church |
この教会は、1846年から1847年にかけて、Cheetham Hill Roadの東側に建設された。
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■元 Free Libraly |
Free Libralyとは購読料を払わずに使用できる無料図書館のことで、マンチェスターで初めてこの運動が起こり、1852年に最初の図書館が開設された。当時使用されたキャンプフィールドの近くの科学ホールがそれにあてられた。この建物はRobert Owenが建設した。
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■元Cheetham Town Hall & Annexe |
この建物は元町役場であった。1853~55年頃に建造された。のちにサフランレストランとなり、現在は"BUKHARA"というアジア料理のレストランになっている。
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■元Synagogue |
1840年頃の建造。初めはメソジスト礼拝堂として建てられたが、のちにユダヤ教礼拝堂(Synagogue)となる。現在は小売店。
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■Perkers Hotel |
この建物は、元はCooperative Insurance Societyの事務所として使われていたが、その後Perkers Hotelとなった。2009年に個人の医療センターとなっている。
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■Manchester Ice Palace |
スケートリンクIce Palaceが開設されたのは1910年10月。この年、最初のヨーロッパ・アイスホッケー選手権で英国が優勝したことから、スケート熱が広がり、マンチェスターに英国最大の屋内リンクが建設された。現在はファッションビルとなっている。
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■HM Prison |
マンチェスターのHM刑務所とは、男性凶悪犯用の脱走困難な刑務所で、HMは"Her Majesty"(女王陛下)の意味。
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■Manchester Crown Court (Minshull St) |
市警察裁判所は、ミンシュル・ストリート・クラウン・コートと呼ばれる。建物は建築家トーマス・ワージントンによって設計され、1867~73年に建造された。
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■Hotel ibis Styles Manchester Portland |
現在はIbis Hotelとなっているが、元々はWatts Warehouseであった。warehouseとあるが倉庫ではない。卸売店と訳すのがよいだろう。
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■Manchester Piccadilly Station |
1842年にStore Street駅として開業した。1847年にManchester London Road駅と改称し、1960年に現在の駅名となる。1860年代と1880年代にアーチ型の屋根が架けられた。錬鉄製のアーチを鋳鉄の柱で支えている。ホームはNational Railのものが14、メトロリンクのものが2ある。
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■Manchester Victoria Station予約センター第1次世界大戦のメモリアル銅レリーフ |
マンチェスターのビクトリア駅は、1844年に開業した。当初は平屋建てであったが1860年代に2階部分が増築された。
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■Rochdale Canal |
ここはロッチデール運河がミンシュル・ストリートと交わる地点の写真である。運河の水門(NO.86)が見える。水門や運河の岸壁は1804年頃の築造。
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