三野浄水場と半田山配水池 |
岡山市の上水道は全国で7番目の時期に作られました。旭川の水を取水し、浄水場でろ過し、これを半田山の配水池にポンプで送るというものです。工事は1903(明治36)年に始まり、1905年に完成しました。
現在、三野浄水場は、水道記念館として一般に開放されており、旧ボイラー室・送水ポンプ室の煉瓦建築をはじめ、当時の建造物が残されています。
また、半田山配水池は、送られた水を自然勾配を利用して市内に配水するもので、三野浄水場と同時期に作られた第1号配水池、第2号配水池と、1919(大正8)年に作られた第3号配水池があります。配水池は直径20m、深さ4mの円形です。見学には半田山植物園への入園券が必要で、入園し、階段を上がっていけば配水池を見ることができます。
緩速ろ過池
水道記念館
旧動力室煙突 記念館内部
半田山配水池
量水室
【三野浄水場】 ◆開館時間:9:00〜16:30(入館は16:00まで)
◆入館料:無料 ◆所在地:岡山市北区三野1−2−1 ◆交通:岡山駅から岡電バス・宇野バスで「水源地」下車、徒歩2分 ◆連絡:電話086-232-5213 ◆Web:http://www.water.okayama.okayama.jp/ |