水戸市水道低区配水塔   update:2019/08/12



 水戸市水道低区配水塔は、下市地区へ水道水を供給するために1932年に建造された。高さ21.6m、直径11.2mの円筒形のコンクリート製建造物である。竣工以来、戦火をも免れ配水塔として機能してきたが、1999年度をもってその役割を終えた。配水塔は、近代水道百水、国登録有形文化財、土木学会選奨土木遺産に登録・認定されており、土木学会選奨土木遺産の碑の下にある水戸市教育委員会の説明板には以下のように書かれている。

水戸市水道低区配水塔
 水戸市水道低区配水塔は、昭和7(1932)年、下市地区へ良質な水道水を市民に供給するために作られました。全国の近代水道工事を手掛けた後藤鶴松が設計し、竣工以来、戦火を免れ機能してきましたが、平成11(1999)年に廃止されました。
 ゴシック風装飾を基調とした特徴的な外観から、近代水道百水(昭和60(1985)年認定)、国登録有形文化財(平成8(1996)年登録)、土木学会選奨土木遺産(平成26(2014)年認定)にそれぞれ認定・登録され、水戸の近代水道史を今に伝える貴重な建造物となっています。
水戸市教育委員会

 

 

 

 


■交通: JR「水戸」駅より徒歩15分

■住所: 水戸市北見町126-14

■Web:水戸市のウェブページ


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