update:2019/07/20

LEDストロボライト

タイマーICと高輝度LEDを使ってストロボライトを作りました。ボリュームで発光間隔を変化させることができるので、回転しているものが止まって見えたりします。(この製作は、配線図が読める方が対象です)


NE555は、汎用のタイマーICで、単安定動作、無安定動作、分周回路、パルス変調回路などをいくつかの部品を付けるだけで作ることができます。今回の回路では無安定動作回路(無安定マルチバイブレータ回路)として使用しています。発振周波数は、下図左のようにRa、Rb、Cで決まり、下図右のような発振波形が得られます。今回はRaを可変抵抗器にすることで、発振周波数を変化させています。

 

【回路図と配線】

 

 

プリント基板のエッチングができる環境の方は、プリントパターン図を示しますので、参考に作成してください。そうでない方は、ユニバーサル基板を使用し、回路図を見て配線を行ってください。

 

プリント基板の配線が終了したら、基板とボリューム、スイッチ、電池スナップの配線を行います。

 

【ケースの加工と取り付け】

 ケースはアクリル板を使った簡単なものにした。

 加工図

 

 配置の様子

 

【回転体の製作】

 ストロボが正しく動作しているか確認するための回転体を以下に示す。モーターに図を貼っただけのもの.ただし、直接モーターに紙を貼り付けてもすぐにとれてしまうので、プーリーなどを取り付け,その上に貼る。

 


部品表を示す(価格は、2008年当時)