update:2019/07/23

三本組木(その2)

この組木は、断面が正方形ではなく、短辺の2倍の長辺を持つ長方形のものです。

参考にあげた図書には、この組木が六本組木の原型となったもので、たてに2つに割れば六本組木となると書かれています。この六本組木については参考図書と同じシリーズの『伝承おもちゃをつくる』(大賀弘章著)という書籍に例があるそうです。

私は、A=10mmで作成しましたが、ちょっと小さすぎて作りにくかったです。A=20~30mmがよいと思います。

 

 加工の様子

 

《組み方》

(1)ⅠとⅡを組む。(Ⅲは端の方に置いておく)

 

(2)Ⅲの上からⅡを差し込む。(向きを間違えないこと)

 

(3)Ⅱの出っ張りがⅠの溝に合うようにⅠを動かし、Ⅱを下げる。

 

(4)Ⅰを横に動かし、完成。

 

【参考図書】

『シリーズ・子どもとつくる9 パズルをつくる』芦ヶ原伸之著、大月書店、1984.10、P46-47