棒入れおもちゃをつくる
孫の1歳の誕生日に記のおもちゃを贈ろうと思い、いろいろ考えた末、穴に棒を入れて遊ぶおもちゃを作ることにした。棒を穴に入れるという動作は小さな子どもには意外と難しい。よい手の訓練にもなるだろう。棒を入れたり、ふたを動かしたりしたときの音も気に入ったようだ。
ふたを動かして入れる場所を切り替えるようにした。穴は四角と丸の2種類とした。子どもが遊ぶものなので安全には注意をした。
(1)箱部分の加工
下図を見て箱の材料を加工する。材料にはホワイトポプラを使用した。
材料の接合部以外の部分は、丸みをつけ、サンドペーパーでみがいておく。
(2)ふたの加工
ふたにはホウを使用した。東急ハンズで木製ハガキという商品名で販売されている。いろいろな種類の木があるので自由に選ぶとよい。
穴は面取りをし、サンドペーパーでみがいておく。指定の位置にドリルで5φ深さ10の穴をあけておく。
(3)組み立て
最初にふたにピン(5φ×16の棒)を打つ。それを側板の穴に入れてから、他の板を組み立てていくこと。この順番を間違えないこと。
接合のは「ビスキャップ」を使い、外部にネジ頭が出ないようにした。
(4)棒の加工
角棒(15×15×50)には「ブナ」、「パドック」、「ウェンジュ」を使用した。色が違う物がよい。丸棒(20φ×50)には「カツラ」の丸棒を使用した。どちらも棒状で販売しているものである。すべて面取りしペーパーをかけておく。
(もし同じ寸法の材料がないときは、材料の寸法に合わせてふたの穴の大きさを変更すれば良い)
このおもちゃには塗料は塗らなかった。最後に細かいサンドペーパー(#400)で全体をよくみがき、布でていねいに拭いておくこと。