仏生山トンネル |
1901年(明治34年)、米原〜彦根間に掘削された煉瓦トンネルで、長さは56.4m。仏生山は「むしやま」と読む。
1956(昭和31)年の電化の際に、トンネルの西側に新線を設け、このトンネルは廃棄された。
彦根駅で近江鉄道に乗り換え「フジテック前」駅で下車、矢倉川に沿って歩く。小野川との合流点で、橋を渡り、JRの線路をくぐると、県道329号<彦根米原線>に出る。矢倉川に沿って、西に歩くと「矢倉川橋」を渡る。橋を渡りすぐ左にある、川に沿った細い道を進むと、5分ほどでJR線路の向こう側に仏生山トンネルの遺構が見える。近くに線路をくぐるように排水路があるが、水がたまっていたので断念する。ここを通ればより近いところでトンネルを見ることが可能である。