村上医家史料館・大江医家史料館
中津市歴史民俗資料館分館 2015.5.22update


 大分県中津市は、前野良沢、福沢諭吉など多くの人物を輩出した。そのため医学や蘭学の膨大な資料が残っている。
 1996(平成8)年、1640年から続く村上医家の所蔵品と建物を、中津市歴史民俗資料館分館として開設した。また、2004(平成16)年には、江戸時代に御殿医を勤めた大江家の建物を史料館として開設した。
 これらの史料館では、前野良沢らによる『解体新書』をはじめ、蘭日辞書『バスタールド辞書』、解剖図など医学や蘭学に関する資料が多く展示されている。また、江戸時代以降でも、中津が輩出した医学人(小幡英之助、田代基徳、田代義徳、田原淳)に関する資料の展示もある。
 いずれの館も、資料の撮影は可能である(但し、フラッシュは禁止)。

【村上医家史料館】
建物外観 薬棚

らんびき(三段重ねの蒸溜器) 薬「五龍圓」の看板

ビリケン像

【大江医家史料館】
建物外観 解体新書

辛島家の資料 室内の様子

村上医家史料館・大江医家史料館とも

◆開館:9:00〜17:00(入場は16:30まで)

◆休館:火曜日(祝日の場合は翌日)

◆観覧料:一般210円、大学・高校生100円
       中学生以下は無料
 (2館共通観覧券あり:一般300円、大学・高校生150円)

◆所在地:
 村上医家史料館:〒871-0049大分県中津市諸町1780
             TEL 0979-23-5120
 大江医家史料館:〒871-0066大分県中津市鷹匠町906                 TEL 0979-22-0049

◆交通:JR「中津駅」下車、
 村上医家史料館:西に徒歩10分
 大江医家資料館:北に徒歩7分



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