ノシャップ寒流水族館
稚内市青少年科学館

Updated on 2014.09.02



 どちらの施設も稚内市の市営で、ノシャップ岬に隣接する。現在は、入館料も共通になっており、同一の施設と考えてよいだろう。

【ノシャップ寒流水族館】
 ノシャップ寒流水族館は、「日本最北水族館」で、北方系の生きものを中心に展示が行われている。回遊水槽と屋外のアザラシプールが特徴である。回遊水槽には大きなイトウが悠然と泳ぐ。クリオネ、フウセンウオも目玉の一つだとパンフレットにはあるが、私は気づかなかった。展示が、昔ながらの水族館の展示で、せっかくの生きものを生かしたディスプレイが求められるように思う。

【稚内市青少年科学館】
 稚内市青少年科学館は、南極観測に関する資料や展示が充実していることが特徴といえる。南極観測隊の物資輸送のための犬ぞりを引く犬の訓練地として選ばれたのが稚内であった。訓練された樺太犬22頭のうちタロとジロが生還した話は有名だが、帰ることができなかった犬たちの慰霊碑が訓練跡地の稚内公園に建つ。科学館の南極展示コーナーには初期の南極観測に関する資料や犬ぞり、南極観測船の歴代模型を見ることができる。
 また、科学展示コーナー、環境展示コーナーがあり、科学のしくみを体験できるようになっている。
 プラネタリウムは、1日3回、11:30から稚内の夜空(30分)、13:30から南極の夜空(10分)、15:30から稚内の夜空(30分)を見ることができる。

回遊水槽 水槽

ペンギンプール

雪上車 犬ぞり

南極の石 環境展示コーナー

 

 ノシャップ岬

稚内灯台

 

■開館:夏期間(4/29〜10/31) 9:00〜17:00
     冬期間(11/1〜3/31) 10:00〜16:00

■休館:4/1〜4/28、12/1〜1/31

■入館料:一般500円、小・中学生100円

■所在地:北海道稚内市ノシャップ2−2−16/17

■交通:JR稚内駅より宗谷バス「ノシャップ行き」に
     乗車し、「ノシャップ」で下車。徒歩5分

■Web:水族館 
http://www.city.wakkanai.hokkaido.jp/suizokukan/
      
科学館 http://www.city.wakkanai.hokkaido.jp/kagakukan/


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