>京都の産業遺産へ >HOMEへ Update:2006/11/05
京都中央電話局西陣分局
京都中央電話局西陣分局は、1921年(大正10年)に竣工され、翌年業務が開始されました。設計者の逓信省技師・岩元禄はわずか3点の作品のみを残して夭逝した建築家で、現在はこの建物のみが現存しています。
建物は、鉄筋コンクリート造、一部木造の3階建で、正面の窓の周囲を40枚のレリーフが楕円型に取り囲んでいます。3階の階段室のところにはライオンのレリーフが取り付けられています。建物横のひさしの裏にもレリーフが貼り付けられているのを見ることができます。
◆場所:京都市上京区油小路通中立売甲斐守町 ◆交通:京都駅より市バス9号系統で「堀川中立売」 下車徒歩5分 |