ニュルンベルクの建造物
ニュルンベルクの建造物について紹介する。この町は第2次世界大戦で町の約90%が破壊されたが、昔通りの姿に忠実に再現された。
このページで使用した写真は、2015年8月に撮影したものである。
■Germanisches Nationalmuseum |
ゲルマン国立博物館の建物は、14世紀に建てられたカルトゥシア修道院(Kartäuserkloster)である。1525年、修道院として使用されなくなった後は各種の非宗教的な目的で使われたが、その後博物館として使用された。第1次世界大戦以後にいくつかの建物が追加された。
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■Nürnberg Hauptbahnhof |
ニュルンベルク中央駅は、1847年に開設された。当時はネオゴシック様式の建物であったが、1900年にネオバロック様式に建て替えられた。第2次世界大戦で駅は大きな被害を受け、戦後10年ほどかけて再建された。
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■Kaiserburg |
神聖ローマ皇帝の城。12世紀に基礎が築かれ16世紀頃に現在の形となった。
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■Schlossmauer and Frauentorturm |
ニュルンベルクの街を守る城壁で、16世紀に再建されたもののようだ。駅から見える円筒形の塔はFrauentorturm(女性門の塔)といわれる。この場所は現在は「職人広場(Handwerkerhof)」と称して、職人の家を再現したエリアとなっている。 |
■St Laurence-Kirche |
聖ローレンツ教会は、13~15世紀に建てられたゴシック様式の教会である。第2次世界大戦で破壊されたが、その後再建された。
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■Heilig-Geist-Spital |
Heilig-Geist-Spitalは「聖霊病院」の意で、救済院と呼称される。1339年にKonrad Grossにより建てられた。現在はレストランとなっている。 |
■Museumsbrücke |
Museumbrücke(博物館橋)は、旧名をBarfüßerbrückeという。1700年に建造された。第2次世界大戦で大きな被害を受けた。橋の長さは55m、幅は19.8m。
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■Frauenkirche |
フラウエン教会は、ローマカトリック教会として1352~1362年にかけて建造された。建物は第2次世界大戦で被害を受けたが、1989~1991年にかけて修復された。
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■Kirche St. Sebald |
聖セバルド教会は、ニュルンベルク市内で最も古い福音ルーテル教会である。建造は1525年。
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■Altes Rathaus |
旧市庁舎。最初の建物は14世紀に建てられた。ルネッサンス様式の建物は1616~1619年にJakob Wolffによって建てられた。
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■Henkersteg |
Henkerとは死刑執行人のこと。Henkerstegは死刑執行人の木橋という意味だ。
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■St. Katharina |
聖カタリーナ教会(遺跡)。ドミニコ会の修道院で1295年の創立で、1596年に閉鎖された。第2次世界大戦で破壊され、一部修復されたが、遺跡として残された。
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■Brücke |
Pegnitz川に架かる橋。自然史博物館の北側にある。調べたが詳細は不明。
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