関西電力 大河原発電所 >京都の産業遺産へ >HOMEへ Update:2006/10/13
大河原発電所は、1919年(大正8年)12月に、京都電灯(株)によって建設され、その後、関西配電(株)に引き継がれました。1951年(昭和26年)に関西電力(株)に引き継がれ、現在に至っています。当初の発電量は3000kWで、山城・京都方面へ送電されました。発電機の水車は、スイスのE.W社製の立軸単流渦巻フランシス水車ということです。
直線距離で1.1kmほど離れたところに取水のための堰堤があります。堰堤は長さ109.4m、高さ14.9mの石積みで、堰堤の北側に取水口があります。
堰堤、取水口、発電所というシステム全体が当時の姿で残されている貴重なものです。
発電所のみごとな玉石
◆場所:京都府相楽郡南山城村大河原 ◆交通:JR関西本線「大河原駅」より徒歩15分 |