大阪大学総合学術博物館
Museum of Osaka University
大阪大学総合学術博物館は、1995年学術審議会学術情報資料分科会が全国の大学に博物館開設を求めたことに端を発し、2002年4月に建設された大学博物館の一つである。
常設展示の1階には「世界にはばたく研究者」と題し、旧大阪帝国大学時代の著名な研究者である、長岡半太郎、湯川秀樹、八木秀次、菊池正士、真島利行などの業績が紹介されている。
また、「コンピュータの黎明期」と題して、城憲三が試作したENIAC型10進演算装置や大阪大学真空管計算機(TAC)、さまざまな機械式計算機が展示されている。
常設展示の2階には、「みる科学」をテーマに、肉眼では見えない世界を見る技術である光学顕微鏡、電子顕微鏡、超高圧電子顕微鏡及びそれを活用した成果が紹介されている。また、「大阪大学の系譜」では、大坂の学問所懐徳堂や適塾などの源流や、大阪医科大学、大阪工業大学、塩見理化学研究所や旧制大阪高等学校・浪速高等学校などの前身が紹介されている。
常設展示3階の「待兼山に学ぶ」では、1964年に待兼山で発掘されたマチカネワニの全身骨格化石が展示されている。
このほか、階段踊り場に、旧式の旋盤や、釘の製造機が置かれている。
◆開館:10:30〜17:00(入場は16:30まで)
◆休館:日曜日、祝日、年末年始
◆入館料:無料
◆所在地:〒560-0043大阪府豊中市待兼山町1-20
Tel:06-6850-6284 Fax:06-6850-6049
◆交通:阪急電車宝塚線「石橋駅」下車、徒歩10分
◆Web:
http://www.museum.osaka-u.ac.jp/
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