Quads and Rings 1 Puzzle    2026.02.23 / update 2026.4.12

 "Rob's Puzzle Page"というウェブサイトに出ていたパズルである。木のピースの間にアクリル板が入っている前回紹介した"Carbo Cube Puzzle"と似ている。
このパズルはYavuz Demirhamが考案したパズルである。4本のバーピースと2枚の穴あきアクリル板から構成されている。このパズルについてもネットで調べたが、販売のみで、製作や解法について扱ったものは見つけることができなかった。ウェブページの写真をたよりにピースの形状と寸法を割り出し、アクリル板についても同様に調べた。

図1 組んだところ

 ピースは1種類であり、難しいところはない。細いところがあるので、木取りをするときには木目が長手方向になるように取る必要がある。寸法図を図1に示す。筆者は15mm角の棒を入手したので、これに合わせてピースの寸法やアクリル板の寸法を割り出した。2つのピースには蜜蝋を塗って色の違いを出した。

図2  ピースの寸法図

図3  加工したピース

 間に入るアクリル板2枚は5mmの厚さのものを使用した。板の中のジグザグ模様は、あける位置の数カ所にφ4のドリルで穴をあけ、糸のこでおおまかに切り、ヤスリで仕上げた。
図4 アクリル板の寸法

図5 加工したアクリル板

 前回と同様に、ピースとアクリル板の寸法通りに作っても、組み合わせることはできない。ピースは、正方形の部分やつなぎの部分は0.5mmほどちいさめに、すきまの部分は0.5mmほど大きめに加工する。アクリルについても同様である。最終的には実物合わせで、確認する必要がある。

 穴あけは、アクリル板の大きな四角部分にピースが通らなければならないこと。アクリル板の7.5mmの溝にピースのつなぎ目が入らなければならない。これを参考に寸法の調整をされたい。

 さて、製作したのはよかったが、ながらく解を見つけ出せずにいた。そんな中、今回も「暇人」さんに解を教えていただいた。重ねて感謝!
 以下のウェブページに解が掲載されている。 https://puzzlewillbeplayed.com/662Ring/QuadsAndRings1/solution.html
アクリル板を複雑に動かす必要がある。最近はウェブページの消失事例をいくつも見てきたので、以下に解を別の表示法で図解しておく。

図6
 
図6のようにアクリル板を置く。以下はすべて上から見た図である。ピースも同様である。








最後に3のピースを上に動かして完成である。

【参考】
"Rob's Puzzle Page" https://www.robspuzzlepage.com/
 
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