| The Rattle Puzzle 2026.06.16 |
このパズルはT.Coffinの著作"AP-ART A Compendium of Geometric Puzzles"に出ていたパズルである。設計者はHenry Stroutだが、IPP29(第29回国際パズルパーティー)でCoffinと交換したとある。他のサイトを見ると設計者はCoffinとなっているから、「交換」とは設計を含めた権利すべてが移管されるということなのだろう。目的は8個のピースを箱の中に収めるというものである。但し、ピースを入れるのは横にある1×2の大きさの「窓」しかない。上部にはアクリルでピースの配置をみることができるようにはなっているが、外でピースを組み上げても、入れる順番が間違っていると、入らなくなる。 このパズルは2年前に作ったのだが、これまでいろいろやってみたがみな失敗した。解答なしで公開したところ、「暇人さん」から解答を教えていただいた。 図1 箱に収めたところ8個のピースのうち、3個は同一の形状である。残りの5個のうちの3つと前者は4単位の立方体で構成されている。、残りの2つは5単位と3単位である。筆者は以前に購入した10mm角の立方体木製ブロックを接着して、ピースを作った。 図2 各ピースの形状 図3 加工したピース収める箱は、3mm厚のアガチス材を使用した。箱の上面のアクリルは2mm厚の透明アクリルを使用した。箱の側面にはアクリル板を入れるために、溝を彫った。箱の底板は2mm厚のベニヤである。組み立ては木工用ボンドで接着した。箱の外側には水性ニスを塗ってある。 図4 箱の形状 図5 箱の寸法(1) 図6 箱の寸法(2)「暇人さん」に教えていただいた解答を以下に示す。ポイントの1つは、3単位のL型ピースを横向きに入れることのようだ。筆者は、内径の高さを21mmで製作したが、これだとL型ピースを中で回転させられない。高さは21.3mm必要なのである。ところが、上ぶたに使用しているアクリル板が押すとたわむため、無理をすると中で回転させることができた。中に横向きにL型ピースが入っているという前提で、以下の解答をご覧いただきたい。 ●ピースの名称 図7 ピースの名称●ピースを入れる順番と入れる向き(矢印の向きに差し込む) 図8 ピースを入れる順番と向き●ピースを入れる場所 図9 ピースを入れる場所(3):Aは入れたら、左回転させ、所定の場所に置く。 (4):Dは入れたら90度回転させる。右上のスキマをうまく使うこと。 ピースの扱いが2単位の「窓」しかないので、細長い棒を使うとよい。それでも「イラッ」とするときがあるが・・・。 【参考】 ・”AP-ART A Compendium of Geometric Puzzles" ,2018, P222 (ここからpdf版を入手できる) |
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