東京理科大学 近代科学資料館 |
外観 展示目録(500円)
東京理科大学近代科学資料館は、創立110周年を記念して1991年11月に建設された。資料館の外観は、明治39年、神楽坂につくられた東京物理学校の校舎を復元したものである。資料館開設にあたっては、卒業生である二村冨久氏(名古屋・二村化学工業(株))の寄付金に寄るところが大きい。
資料館の展示物は、大きく3つに分けられる。
(1)物理学校記念コーナー
関孝和の著書をはじめ約3000冊の和算書、木でつくられた多面体模型、キログラム原器(レプリカ)など
(2)計算機の歴史コーナー
世界各国の算具(藁を使った算具や算木、ネーピアの算具、各種そろばん、各種計算尺)から手動計算機、電気式計算機、電子式卓上計算機に至るまで、豊富な展示品が眼をひく。(とにかくその種類の多さに圧倒されます!)
また有名なパスカルやライプニッツの計算機(レプリカ)やバベッジの解析機関(レプリカ)も展示されている。
コンピュータは富士通製のパラメトロン計算機(FACOM 201)がある。また、その横に、微分解析機やホレリスのカード機などがある。
(3)エジソンコーナー
エジソン電球や蓄音機など
(4)体験コーナー
太陽電池や昔の高一ラジオ。タイガー計算機を使った計算体験ができるのはすばらしい!
◆開館時間:10:00〜16:00
◆休館日:日曜日、祝祭日、月曜日、大学の休業日 ◆入館料:無料 ◆交通機関:JR総武線「飯田橋駅」西口より徒歩4分 ◆問い合わせ先:〒162-8601東京都新宿区神楽坂1−3 電話 (03)5228−8116 ◆Web Site:http://www.tus.ac.jp/info/setubi/museum.html
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