酒津15連樋門

 高梁川の度重なる洪水被害に対し、明治政府は高梁川の改修工事を1906(明治39)年に決定した。以後、国家プロジェクトとして工事が行われ1925(大正14)年に完成した。当時、高梁川の水は12の用水で農業用水として活用されていたが、改修工事に伴い、これをまとめ酒津で一括管理することとした。これが高梁川東西用水の酒津取水樋門と南北の配水樋門である。南配水樋門は15連、北配水樋門は6連の樋門である。また、配水池南側にある洋館は1926(大正15)年に建てられた高梁川東西用水組合事務所である。

 
南配水樋門

南排水樋門を配水池よりみる

竣工記念碑 組合事務所

取水樋門 取水樋門(高梁川側)

笠井堰

北配水樋門(配水池側) 北配水樋門


◆所在地:倉敷市酒津

◆交通:JR倉敷駅北口よりイオンモール行きバスに乗車、「笠井バス停」下車、
     徒歩15分 (バスはかなり本数がある)

@北配水樋門

A竣工記念碑・
  組合事務所棟

B取水樋門

C取水樋門と笠井堰

D北排水樋門



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