西大門刑務所歴史館(Seodaemun Prison History Hall)   update:2018/03/16
建物入口

 西大門刑務所歴史館の建物は、1908年10月に京城監獄として日本人の設計により建てられた。韓国が日本の植民地となると抗日運動が高まり、多くの逮捕・投獄者が出たため、麻浦区孔徳洞にもう一つ監獄が建てられ、1912年に西大門監獄と名称が変わった。1923年、西大門刑務所とサイド名称が変わり、戦後の1945年にソウル刑務所となった。1987年刑務所が京機道義王市に移転したあとは西大門独立公園となった。1998年11月に西大門刑務所歴史館として開館した。館の紹介文には「祖国の独立のために、日帝の侵略に立ち向かって戦った末に投獄され、ひどい拷問と弾圧を受けて殉国した愛国烈士たちの魂を慰め、子孫たちに我が民族の自主独立の精神を振り返る、生きた歴史教育の場」と書かれている。

 1987年当時、獄舎は全部で15棟あったが、7棟のみが保存されている。館は、展示館、中央舎、獄舎、死刑場、望楼などから成る。2018年3.1節に文在寅大統領が初めてこの地で記念演説をしたことで知られる。
 館内展示には一部日本語もあるが、おおかたは韓国語と英語である。日本語パンフレットあり。

展示館 望楼

獄舎 監獄

地下監獄

死刑場入口(死刑場の建物は撮影不可)

屍駆門(死刑後の遺体を搬送する通路)

■開館時間: 09:30~18:00(3月~10月)、09:30~17:00(11月~2月)
■休館日: 月曜日(祝日のときは翌日)、1月1日、旧正月、秋夕
■入館料: 大人(19歳~64歳)1,500ウォン、青少年(13歳~18歳)1,000ウォン、児童(7歳~12歳)500ウォン
■交通: 地下鉄3号線「独立門」駅下車、5番出口すぐ/バス「独立門」バス停下車すぐ(バスは471、701~704、720、752等)
■住所: 韓国ソウル特別市西大門区義州路247 電話:02-360-8590、 FAX:02-363-9752
■Web: http://www.sscmc.or.kr/culture2/foreign/jap/jap01.html (日本語)
 

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