尚古集成館 |
外観
尚古集成館は、1923年に開館した博物館で、島津家関連の資料が展示されています。尚古集成館の本館は、1865年に造られた機械工場の建物をそのまま利用しています。
1851年に薩摩藩主となった島津斉彬は、仙巌園(磯庭園)のとなりに工場を造ります。この工場群のことを集成館といいます。これらの事業では、紡績、製鉄、造船をはじめ写真やガス灯の実験、アルコールやガラス製造も行われました。
【反射炉】
【発電事業】
発電用ダム跡の記念碑です。29代の島津忠義は発電用にダムを建設し、水車を回して電気を得るというものでした。1892年には発生した電気で、邸内のアーク灯を点灯したそうです。右の写真は集成館に残るダムの跡。
◆開館時間:08:30〜17:30(11月〜3月15日は17時20分まで)
◆休館日:年中無休 ◆入館料:1000円(仙巌園と共通で) ◆交通機関:JR西鹿児島駅より路線バスで約30分。「磯庭園」下車。 ◆問い合わせ先:〒892-0871鹿児島市吉野町9698−1 (099)247−1511 |