JR西日本 高槻の煉瓦橋梁群 |
阪急電車京都線の上牧駅(かんまき)で下車し、駅前の道路を渡り、北西に歩く。やがてJR東海道線が見えてくる。公園の切れ目に最初の煉瓦橋梁がある(A)(名称をメモするのを忘れた!)。この橋梁群すべてがそうなのだが、橋梁の北側半分はコンクリートで増設されている。また、煉瓦も天井付近を中心に補修されている。
橋梁の下をくぐると府道67号線にぶつかる。この道を高槻に向かう。10分ほど歩くと、JRをくぐる道路がある。これが「山端橋梁」である。(B)
さらに進むと、「甚兵川橋梁」(C)、「内■橋梁」(D)(■は判読できず)、「池■橋梁」(E)(同様に読めず)がある。この3つは橋梁横にある道で行き来でき、わざわざ67号線に戻る必要がない。
(E)から10分ほど歩くと、「奥田端橋梁」がある。(F) この橋梁は斜拱渠(ねじりまんぽ)である。なぜ、ここだけが斜拱渠なのだろうか。
さらに10分ほど歩くと「磯野橋梁」(G)、さらに15分ほどで「溝口橋梁」がある。
ここから高槻駅までは40分ほどである。
およそ2キロほどの中に、これだけの煉瓦造りの橋梁が集まっているのは貴重である。竣工年については、東海道線の開通した1876(明治9)年とするのが妥当かと思われる。いずれも生活道路となっているが、特に(G)の道路は、南側にある大型店「ジャスコ」に通じているため、ひっきりなしに車が通るので注意が必要である。また、府道67号線も、そこそこ交通量がある。道が狭いだけに注意すること。
【A】??
【B】山端橋梁
【C】甚兵川橋梁
【D】内■橋梁
【E】池■橋梁
【F】奥田端橋梁(ねじりまんぽ)
【G】磯野橋梁
【H】溝口橋梁