天津自然博物館(Tianjin Natural History Museum)   update:2018/12/04
博物館外観

 天津自然博物館は、文化中心エリアにある敷地面積5.7万平方メートル、総建築面積3.5万変更メートルの規模を持つ博物館である。設計は日本の高松伸建築設計事務所と川口衛構造設計事務所による。開館は2014年1月。

 天津自然博物館の前身は、1922年に当時の天津工商学院(現天津外国語学院)内にフランス人Emile Licentにより建設された「北彊博物院」である。この博物院は1928年5月に一般開放され、植物標本や動物標本、岩石、動物骨格などを展示した。1937年日本軍の天津占領により停止したが、中華人民共和国成立後の1953年11月再び開館した。

1998年には馬場道272号の地に新しい自然博物館が開館した。現在の建物は2013年に工事が開始され、翌年1月に開館した。
天津事前博物館の主テーマは「家園」(郷里とか家庭という意味)で、戸外の「家園・足跡」や1階の「家園・探索」、2階の「家園・生命」、3階の「家園・生態」と分かれている。「家園・生態」展示区には天津市名誉市民のKenneth・Behring氏の寄贈した野生動物標本が展示されている。
入口ホール天井

ホールの恐竜骨格標本

2階の家園・生命の展示は、以下の通り。
1)生命誕生、地球を二度と荒廃させない
2)不思議な爆発、生物のここからの繁栄
3)エネルギーのそれぞれの表れ、海洋の覇権争い
4)水から陸へ、斬新な家庭を開拓 
2Fの展示

3階の家園・生態の展示は、以下の通り。
1)オーストラリア~生きた化石の大陸
2)南アメリカ~不思議な雨林
3)北アメリカ~野性の新世界
4)難局~雪と氷の童話
5)北極~溶ける氷河
6)アフリカ~平原の生と死
7)ヨーロッパ~生命の交響曲
 
3Fの展示

■開館時間: 9:00~16:30(入場は16:00まで)
■休館日: 毎週月曜日
■入館料: 無料(外国人はパスポートの提示を求められる)
■交通: 地下鉄5号線・6号線「文化中心駅」下車、徒歩10分
■住所: 天津市河西区友誼路31号
■その他:Web:http://www.tjnhm.com/ (中国語のみ)
      e-mail:ctjnhm1914@163.com
  ミュージアムショップあり
 

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