天津科学技術館(Tianjin Science and Technology Museum)   update:2018/12/04
博物館外観

 天津科学技術館は、1992年に建設工事が開始され、1995年元旦に一般向けに開館された。
 建築面積は18000平方メートル、うち常設展示に10000平方メートルが使われている。建物の屋上に直径30mの大きな球が設置された特徴的な建物である。展示スペースは2層からなり、1階には「知慧結晶」(知恵の結晶)、「探索発見」(探索と発見)が、2階には「認識自我」(自分を知る)、「夢想天地」(世界を夢見る)のテーマで展示が行われている。展示全体は、体験型の展示で、楽しみながら科学・技術の知識を身につけられるようになっている。小学生くらいまでならば非常に楽しい時を過ごすことができるだろう。ただ、それぞれのテーマが大きすぎたせいか展示品が雑然と置かれている感があり、もう少し細かくサブテーマを作り、それに沿った展示を行えばさらに良い内容になるように思われる。また、見る展示が少なく、大人には少々物足りない。科学史や技術史などの分野があまりないため、これらについての充実が求められる。
 常設展示の他に、宇宙劇場と呼ばれる360度球形スクリーンの映画上映館がある。科学に関する映画や星空の放映などがある。

入口ホール

ボールゲーム 地震体験

無重力体験

発電体験

ロボットと対戦


■開館時間: 9:00~16:30(昼時は開館せず)
■休館日: 毎週月曜日・火曜日(ただし祝日は開館)
■入館料: 無料(外国人はパスポートの提示を求められる) 宇宙劇場は有料
■交通: 604、632、655、657、665、689、846、859のバスで「科技館」下車
■住所: 天津市河西区隆昌路94号
■その他:Web:http://www.tjstm.org/
      e-mail:mail@tjstm.org
  ミュージアムショップあり

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