東北大学理学部 自然史標本館 Museum of Natural History(Tohoku University) |
1911(明治44)年に東北大学の地質学科が創設されてから、大学には100万点をこえる標本が蓄えられてきた。東北大学理学部自然史標本館は、これらの標本を公開する施設として1995年に開設されたものである。
ステゴザウルス 歌津魚竜
館内に入るとまず目にはいるのが、ステゴザウルスの全身骨格模型である。見上げればイワシクジラの骨格が泳いでいる。館内は5つのゾーンに分かれ、1回Aゾーンは「地球生命の進化」(化石のコーナー)である。時代を追った化石の展示とともに、東北地方で算出した歌津魚竜の化石も目を引く。Aゾーンは2階にも続く。反対側のBゾーンは「変動する地球」(岩石・鉱物のコーナー)である。よく知られた鉱物だけでなく、見た事もないような鉱物が並ぶ。
イワシクジラ 2FよりAゾーンを見る
2階に進むと、Cゾーン「地球の姿を見る」(地図のコーナー)がある。ここには日本陸軍が1930年〜1940年に作製した外国の地形図が展示されている。アジアの地図がほとんどであることから日本の侵略行為とだぶる。Dゾーンは「総合学術博物館紹介コーナー」である。このスペースはあまり広くない。Eゾーンは「ミニ展示コーナー」で、そのつど内容が変わる。
◆開館時間:10:00〜16:00
◆入館料:大人150円、小・中学生80円 ◆所在地:〒980-8578仙台市青葉区荒巻字青葉6−3 ◆交通:JR仙台駅西口バスプール9番乗り場より市営バス「青葉通・理・工学部
◆連絡:電話022-795-6767 |