東京国立博物館本館・表慶館

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P1000727.JPG (2421584 バイト)本館

1877年(明治10年)に開催された第1回内国勧業博覧会の地(上野の寛永寺本坊跡地)に1881年(明治14年)、煉瓦造2階建の本館が建設された。設計者はイギリス人建築家ジョサイア・コンドルであった。この本館は、同年上野で開催された第2回内国勧業博覧会の展示館として使用された後、翌年3月から博物館の本館として使用されるようになった。なお、この本館は関東大震災で大破し、現存しない。

現在の本館は、1932年(昭和7年)着工、1937年(昭和12年)に竣工し、翌1938年開館した。設計は公募で、渡辺仁の案が採用された。瓦屋根に寺院のような破風(はふ)を付した、帝冠様式の代表的建築とされる。

P1000724.JPG (2486209 バイト) P1000726.JPG (2246521 バイト)表慶館 表慶館は、1909年(明治42年)、東宮(のちの大正天皇)の成婚を祝う目的で開館した。設計は宮廷建築家の片山東熊(かたやまとうくま)。建物は重要文化財に指定されている。

◆所在地:東京都台東区上野公園13−9

◆交通:JR山手線・京浜東北線「上野駅」下車徒歩8分



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