簡易トースカンをつくる    2020.6.15
 
 ビール缶の中心を出したいと思って,簡単なトースカンを製作しました。精密なものには使えませんが、私のような大雑把なものづくりなら立派に役立ってくれます。

図1

1.材料

土台 1 木材 60φ×25 
折り曲げ金具 1 ビオラ製 200mmステンレス 
折り曲げ金具 1 ビオラ製 100mmステンレス
目玉クリップ 1 LION NO.52 
蝶ナット 2 八幡ネジ製 M4 
蝶ボルト 2 八幡ネジ製 M4×15 
さら木ねじ 2 八幡ネジ製 2.7×20 

 土台の木材は、以前に孫につみきを作ったときの残りです。別に丸くなくてもかまいません。ある程度重い木が良いと思います。

 折り曲げ金具という名称で「東急ハンズ」で売っていました。5φと4φの穴が交互にあいています。私はM4のネジを使う予定でしたので、4φの穴は4.2φのドリルで穴を広げました。私の買った物だけかも知れませんが、金具の裏のバリ取りが十分でなかったので、再度ヤスリがけをしました。

 蝶ネジはナットだけでも良いですが、操作性を考えると両方とも蝶ネジのほうが良いと考え、蝶ボルトと蝶ナットを使いました。

図2

2.加工と組み立て
 200mmの折り曲げ金具の穴2つ目と3つ目の間で90度に折り曲げる。万力にはさんでエイヤッと曲げた。材料のところで述べたように、4φの穴を4.2φのドリルで広げ、M4ネジが使えるようにした。

 土台と金具は木ねじで固定するため、木ねじ用の下穴をあけておく。私は2mmのドリル刃で20mmの深さの下穴をあけた。

 図1を参考に、蝶ネジを使って組み立てて欲しい。目玉クリップには鉛筆やけがき針などを固定する。ゆるい場合は固定する物に紙などを巻いて調節する。

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