おもちゃ博物館  Spielzeugmuseum Nurnberg  update:2015/09/06
建物外観 

 ここニュルンベルクは、中世の時代からおもちゃの町として知られ、工業の時代にはブリキのおもちゃの製造業者がたくさんいた。おもちゃ博物館Spielzeugmuseumは1971年に創設され、展示品はLydiaとPaul Bayerのコレクションをベースにしている。博物館は、ニュルンベルクNurnbergの中央広場Hauptmarktの西にある。建物の外壁にあるからくりが目印である。ここには日本語の音声ガイドもある。 

 展示は、非常に充実している。4階にわたる展示テーマを以下に紹介する。パンフレットには、時間のない人のために「ハイライトのみを巡る見学コース」というのが紹介されている。下線がそれにあたる。番号は展示番号。

【1階】
100 展示室テキスト:木のおもちゃ
 101:ニュルンベルクの粘土人形
 102:エルツ山脈地方のミニチュア
 103:台車に乗った牝牛
 104:芸術家が製作した玩具
【2階】
105 展示室テキスト:家事の切り盛り
 106:ニュルンベルク製のドールキッチンハウス
 107:洗濯
 108:アイロンがけ
 109:ドールハウス
110 展示室テキスト:置き人形
 111:ローマ人とゲルマン人
 112:おもちゃの祭壇
113 展示室テキスト:人形
 114:機械仕掛けの水泳人形
 115:ケーテ・クルーゼの男の子人形
 116:ヴィッテルバッハ家のおもちゃの台所
 117:シュタイフ社のテディベア「35BP」
 118:ビーダーマイヤー様式のドールハウス
 119:セーラー服を着た人形
120 展示室テキスト:エルンスト・パウル・レーマン
 121:ロープを登るサルのトム
 122:レーマン・グロースバーン:機関車シュタインツ号
123 展示室テキスト:影遊び
 124:幻灯機「ジルヴァーナ」
 125:ペープサート
【3階】
126 展示室テキスト:室内遊びと外遊び
 127:外での遊び
 128:子供用の乗り物
 129:人形用の乳母車
130 展示室テキスト:ブリキの玩具
 131:メカノ
 132:金属製の模型玩具
 133:ブリキの人形:クラノポリタン・ジョー
 134:ビング社の歴史
 135:自動車
 136:戦艦メックレンブルク
137 室内テキスト:技術と仕事の世界
 138:蒸気機関で稼動するビール醸造所
 139:空飛ぶハンブルク人
 140:オマハの鉄道模型
【4階】
141 展示室テキスト:1945年以降の玩具
 142:廃墟の中で
 143:ニュルンベルクの玩具見本市
 144:シュコー社の歴史
 145:世紀の玩具:レゴ
 146:技術の奇跡
 147:遊びに見る政治
 148:遊ぼう!それとも集める?いや、やっぱり遊びたい!

 個人的には、3階の「技術の仕事の世界」のコレクションがすごいと思った。様々な種類の蒸気機関の模型は模型の域を超えるできばえである。特に気に入ったのが以下のモデル。


1階の木のおもちゃ

オマハ社の鉄道模型

蒸気機関の模型

金属製玩具TRIX
 
■開館:火〜金 10:00〜17:00
     土・日  10:00〜18:00
■休館:月 12/24・25・31
■入館料:5Euro 子ども3Euro
■所在地:Karlstrasse 13-15、90403 Nurnberg
■電話:(0911)231-3164
■web:http://www.kpz-nuernberg.de
■交通:バス36 Weintraubengasse下車
■その他:ニュルンベルクカード(2日券)25ユーロは、市内と隣町フュルトのほとんどの施設の入場が無料、かつ市内交通が無料でお得である。駅前の観光案内所で販売。 


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