交通博物館 TransportationMuseum |
外観 入場券
「交通博物館」は、1921年に鉄道開業50周年を記念して「鉄道博物館」として東京駅北口に開館し、1936年現在地に移設、戦後、交通博物館と称するようになった。館の運営は、当初は国鉄直営だったが、1946年より(財)日本交通公社に委託、1971年からは(財)交通文化振興財団に委託、運営が行われている。
【1階:鉄道部門】
日本で最初に走った1号機関車をはじめ、歴史的な機関車や列車、様々な鉄道施設・設備の展示が行われている。
子どもたちに人気なのは、模型鉄道パノラマと各種の運転シミュレーションだろう。
1号機関車 9850型とC57型
車輪 乗車券印刷発行機
ブレキンソップの機関車模型
スティーブンソンの機関車模型
【2階:船舶・自動車部門】
船の歴史や代表的な船舶の模型、各種の船舶用施設・設備の展示がある。
自動車では、ベンツの1号車(複製)の展示や、昔懐かしい「オート三輪」「スバル360」の展示がある。また、オートバイやエンジンの展示も興味深い。
ベンツ1号車 オートバイ
灯台レオナルドダビンチの自走車
【3階:航空部門】
天井からつるされた「アンリ・ファルマン機」と「ベル47D型ヘリコプター」がひときわ目を引く。また、航空機のエンジンの展示もある。
明日の交通として「リニアモーターカー」の展示は、いかにもJRらしい。
アンリ・ファルマン機とベル・ヘリコプター プロペラ
自転車 リニアモーターカーの模型
いつでも子どもの見学者が多いが、最近はシミュレータに人気が集まっているので、その他の展示は比較的ゆったりと見学が可能である。
「ガイドブック」が400円で販売されているので、購入されるとよい。また、JTBキャンブックス『交通博物館のすべて』(1700円)も参考になる。
◆開館時間:09:30〜17:00(入館は16:30)
◆休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日〜1月2日 ◆入館料:大人310円、中学生以下150円 ◆交通機関:地下鉄「淡路町駅」「小川町駅」下車、徒歩4分 JR「秋葉原駅」(電気街口)より徒歩4分。 ◆問い合わせ先:〒101-0041東京都千代田区神田須田町1−25 電話 (03)3251−8481 |