津市水道資料館   update:2018/05/03

本館外観

 片田貯水池は、片田浄水場の原水貯留用として1929(昭和4)年1月に建設された。ダムの法面に樹木が植樹され、遠くからは螺髪のようにみえる。土堰堤式ダムは全長131.64m、高さ26.64m、貯水量129万3千立方メートル。津市水道資料館は、片田貯水池に隣接して1989(平成元)年12月24日に開館した。敷地内には旧管理事務所(1926(大正15)年10月竣工)も資料館として活用されている。旧管理事務所の資料館には、水道に関する歴史的な設備や機具類が並ぶ。資料館本館は、水道の役割などが展示されている。貯水池には取水塔があるのだが、立ち入り禁止のため見ることができないのが残念である。

 資料館へは、「久保」バス停下車後、国道に沿っておよそ15分ほど歩かなければならない。近くにバス停が欲しい。

旧管理事務所

貯水池堰堤

 海軍工廠から払い下げられたポンプ

ダルマポンプ(昭和30年頃まで工事現場で使用)

創設当時の仕切り弁

双口消火栓(大正15年)

■開館:9:00~16:30
■休館日:毎週月・土(祝日・振替休日の場合は翌日)、 12月1日~1月31日
■場所:〒514-0086 津市片田薬王寺町351
■交通:近鉄「津新町」駅より「平木」行き三重交通バスにて「久保」下車、徒歩約15分
■Web:http://www.info.city.tsu.mie.jp/www/contents/1001000010409/index.html

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