JR和田山駅 旧機関庫 |
「和田山駅」は、JR山陰本線と播但線の終点の駅で、この駅の構内に旧機関庫が残っている。機関庫は、煉瓦造り、切妻屋根の建物で、1912年(明治45年)に建造されたものである。2本の引き込み線路を持ち、車両の下にもぐって点検できるような溝が作られている。1991年(平成3年)3月まで使用されていたが、現在は倉庫になっている。
和田山駅は、1906年4月1日に開業した。播但線は元々1894年(明治27年)に開業した播但鉄道が発展したもので、1903年(明治36年)6月に山陽鉄道が播但鉄道の全路線を譲り受け、1906年(明治39年)4月に新井〜和田山間の開通によって、現在の播但線が全通した。
以下のウェブには、当時の国鉄マンの話も掲載されており、興味深い。
http://www.kkr.mlit.go.jp/toyooka/dobku02.html
機関庫内部
給水塔
◆所在地:兵庫県朝来市和田山町東谷字藤原184番地5 ◆交通:JR和田山駅下車徒歩10分 |
上垣医院
JR和田山駅駅舎をでて、道路を左に進むと、上垣医院がある。この建物は1930年(昭和5年)に建てられたものである。
◆交通:和田山駅下車徒歩5分 |