官営八幡製鐵所旧本事務所

官営八幡製鉄所は、1901年に操業を開始し、日本の鉄鋼業に多大の貢献をした。2015年に世界遺産の構成資産に登録された八幡製鉄所の関連施設には、旧本事務所や修繕工場、旧鍛冶工場、遠賀川水源地ポンプ室があるが、製鉄所内には入場できないため、旧本事務所のみ眺望スペースが設けられ、外観を見ることができる。
 
 旧本事務所は、1899年に竣工したレンガ造の建物で、長官室、技監室、外国人顧問技師室等が置かれた。
 眺望スペースからの事務所棟は遠く、よく見えない。旅行会社が主催する構内見学ツアーがあるようだが、長崎造船所の史料館のように申込制で見学ができるように早くなってほしいものである。

眺望スペースからの遠景

【官営八幡製鉄所旧本事務所 眺望スペース
◆所在地:北九州市八幡東区枝光
◆交通:JR鹿児島本線「スペースワールド駅」下車、徒歩10分
◆開場時間:9:30〜17:00(入場は16:30まで)
◆休場日:月曜日(祝日等の場合はその翌日)、年末年始(12月29日〜1月3日)
◆入場料:無料
※希望すれば、ボランティアの方から説明していただけます。ステッカーやパンフレットあり。
WebSite: http://www.city.kitakyushu.lg.jp/kikaku/01901120.html


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